デザインコンテスト審査結果発表

撮影した写真やオリジナルイラストを腕時計の文字板として”世界に一つだけの時計”を作れるカスタムオーダーサービス「マイクリエーション」では、学生を対象とした デザインコンテスト を開催しました。初となる今回のデザインコンテストでは約200点の応募があり、たくさんの作品の中から独創性・表現力・機能性・完成度などの観点から厳正に審査し、金賞1名・銀賞2名・入選5名を決定いたしました。

 

■審査員:シチズンリテイルプラニング㈱及びシチズン時計㈱のデザイナーから構成される審査委員会が行いました。

 

 

|金賞

 

桑沢デザイン研究所 くりはらさん

 

デザインコンセプト:十二支モチーフの時計です。昔は時刻を十二支で表していたこと、十二支は円形に配置されているイメージが強いことから時計の文字盤にピッタリだと感じ、十二支の動物達を用いたデザインにしました。また十二支は方角を表す際にも用いられているため、方位磁針に準えて形が近い懐中時計のケースを選びました。特定の季節や時期だけでなくいつでも、いつまでも使えるデザインを目指しました。

 

審査コメント:時計の時刻と関係性が深い干支をテーマにした作品。ぎゅうぎゅうに詰っている動物たちがとにかく可愛い!そしてそれぞれの表情が楽しく、レイアウトにデザイン性も見られる魅力的な作品でした。

 

 

|銀賞

 

Victoria University of Wellington なゆさん

 

デザインコンセプト:SDGsを意識した風車がコンセプトのデザインです。時計の針が風車の羽根をイメージしたデザインとなっています。周りに雲、太陽、かもめも加え、色使いも明るいものを選び、遊び心のあるデザインにしました。

 

審査コメント:「風車の羽」を「針」に見立てたアイデア作品。穏やかな風とゆったりとした時間を感じる、心地よいデザインでした。マイクリエーションならではの作品が誕生し、嬉しく思います。

 

 

 

 


多摩美術大学 iwoさん 

 

デザインコンセプト:ポップな海の魚たちをテーマに作成しました。あえて色を奇抜に、コントラストを強くすることで遠目から見ても小さな時計の彩を際立たせるようにデザインをしています。また、数字や目盛りを可愛らしいデフォルメの魚にすることで憂鬱な時に時計を見て癒されてくれるように、という願いも込めてデザインしています。

 

審査コメント:魚のインデックスと色使いが特徴的な作品。数字のポーズをする魚たちや色彩豊かな表現がバランスよく、身に着けて楽しくなる作品でした。

 

 

 

|入賞

 

中央情報経理専門学校 あさん

 

デザインコンセプト:木炭系のペンで形、数字、文字、と書き、ガタガタな、まばらな感じになることを心掛けました。

 

 


名古屋学芸大学 どろっぷさん 

 

デザインコンセプト:忙しい日々が続き、時間に追われる中でこの時計を見るひとときは時間を忘れて過ごせるという意味を込めてデザインをさせていただきました。崩れ落ちる文字盤を真っ白な背景は日々の焦燥すらも忘れさせてくれるような気がします。

 

 


星槎道都大学 ののこさん

 

デザインコンセプト:商品名は「たっぷりケチャップのオムライスウォッチ」です。私は、真っ白な円を白いお皿と想像し、そこからお皿にのったワンプレートランチを描こうと思いました。青色のベルトを使いたかったので青色と補色になるよう「オムライス」をモチーフにしました。私が思うオムライスは、喫茶店のメニューや子どもが好きなイメージがあり、レトロポップな配色で制作しました。身につけてもお部屋に飾っても楽しくなるようなデザインを心掛けました。

 

 

 


静岡県立駿河総合高等学校 むねさん

 

デザインコンセプト:新生活を前にして、この時計を見た時にふるさとの美しい星空を思い出したいと考えこのデザインにしました。文字盤には星座を、中心には北斗七星を入れ、広大で美しい星空をイメージしました。針やベルトをシルバーにしたことでシンプルかつ渋いデザインとなっており、男女問わず多くの人が使いやすい時計です。

 

 

 


成蹊大学 おかさん

 

デザインコンセプト:今分針が2分を指しているのか、3分を指しているのかなど、ちょうど数字と数字の間に分針があるときに読み取るのが難しいというのを解消したいと思い、この文字盤を考えました。例えば12と1の真ん中くらいに分針があるとき、3分のところにある青い線を超えていれば3分、超えてなければ2分と言うように、線を超えてるか超えてないかで判断することができます。色合いはどの型の色覚異常の人にも見やすいようにしました。

 

 

 

多数のご応募ありがとうございました。

 

 

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